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クロミカルム錠

分離不安症治療のための
行動療法をより効果的に

動物用医薬品

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指定医薬品

コンフォティス錠
  • 犬猫用S
  • 犬猫用M

分離不安の診断

はじめに、鑑別診断により、器質的疾患を原因とする異常行動や他の問題行動と、分離不安を鑑別します。器質的疾患を原因とする異常行動や他の問題行動の可能性がない場合、分離不安に特有の症状・徴候があれば分離不安の可能性を疑います。

飼い主による診断テスト

上記の図は横にスライドできます。

分離不安の治療

分離不安に対しては効果的な治療法が確立されており、治療が可能な疾患です。犬がひとりになって も不安やストレスを感じないようにすれば、分離不安の症状は治まりますが、そのためには、犬を精神的に自立させる必要があります。もっとも有効な治療法として、「行動療法」と、それをより早く、より効果的にするために、「薬物療法」 を併用することが薦められています。

行動療法

行動療法は、飼い主への過度の依存心を軽減し、犬の不安やストレスを減少させることを目的とします。そして、飼い主との適切な関係を構築し、犬を精神的に自立させます。

薬物療法

薬物療法は、分離不安治療補助剤として承認されているクロミカルム®錠(クロミプラミン塩酸塩) を使用し、行動療法との併用による治療効果を、より早くより効果的にすることを目的として、あくまでも行動療法の補助として行います。分離不安の犬は脳内のセロトニンの作用が減弱しているため、クロミカルム®錠は脳内セロトニンの作用を高めることで、不安を軽減させると考えられています。

よくある質問

クロミカルムの適応症を教えてください。
犬の分離不安の治療補助剤です。
分離不安の根本的な治療には、飼主との適切な関係を構築するための「行動療法」が有効ですが、より早く効果的に治療するために「薬物療法」を併用することが勧められます。
クロミカルム錠は、犬の不安を軽減し、行動療法を受けやすくするように働きます。
犬の分離不安はどのように診断するのですか?
下記の条件を満たす場合、分離不安の可能性が高いです。
①飼主の不在時に起こる
②代表的な3つの症状(過剰な吠え、不適切な排泄、破壊行動)のうちどれか1つまたは複数を示す
③飼主への過剰な愛着を示す(在宅時の後追いなど)
分離不安と類似の症状を示す問題行動との鑑別診断を慎重に行って下さい。
分離不安の治療はどのようにすればいいのですか?
行動療法と薬物療法の2つを行うことが推奨されます。
①行動療法:飼主への過度な愛着を絶ち、適切な関係を構築します。アイコンタクト、コマンドに従うなどの一般的なトレーニングに加え、徐々に外出に慣れさせるようにします。
②薬物療法:脳内のセロトニンの作用を高めることにより不安を取り除き、行動療法を受けやすくします。クロミカルム錠は犬の学習意欲を低下させずに不安を取り除きます。
投与期間を教えてください。
行動療法の補助として、通常2~3ヵ月の投与が必要となります。治療期間中は飼主による行動療法が適正に実施されているかどうかを定期的に確認し、必要に応じて指導し直して下さい。治療により犬の問題行動が改善された場合は薬物療法を中止し、行動療法を継続して下さい。
症状の改善がみとめられなかった場合は、さらに継続しても効果が期待できないため3ヵ月で投薬を中止して下さい。
中止の仕方はどのようにすればいいですか。
行動療法が軌道に乗り、症状が改善されたら投薬を中止できます。また、3ヵ月経過しても症状の改善が見られない場合も中止して下さい。
食事の影響はありますか?
ありません。
剤形を教えてください。
長円形、灰赤褐色、割線入りの錠剤で、肉エキス様のフレーバーつきです。
効果が現れるまでの期間はどのくらいですか?
1週間ぐらいで改善の兆候が現れますが、安定した効果が得られるのには通常約4週間かかります。
国内臨床試験における症状の改善率は、1ヵ月後で61 %(行動療法のみの場合20 %)
3ヵ月後には88 %(行動療法のみの場合60 %)でした。
副作用はどのようなものがありますか?
臨床試験で報告されている有害事象として、食欲不振、嘔吐、下痢、嗜眠が挙げられます。
併用薬で注意が必要なものはありますか?
麻酔薬、鎮静薬など中枢神経系に作用する薬との併用は、両剤の作用を増強させる可能性があるため推奨されません。
モノアミンオキシダーゼ(MAO)阻害薬との併用は禁忌です(14日間の休薬期間が必要)。
使用できない症例はありますか?
●緑内障の犬
眼内圧を上昇させる可能性がある(末梢性抗コリン作用)

●心疾患のある犬
心拍増加、心収縮力増加、血圧上昇(交感神経刺激作用)

●てんかんなどの痙攣性疾患のある、または既往歴のある犬
痙攣の閾値を下げる可能性がある(中枢性抗コリン作用による)
クロミカルムの薬物動態を教えてください。
クロミカルム錠の最高血中濃度(T-max)は1.2時間、半減期は6.4時間です。
代謝/排泄について教えてください。
クロミカルムの有効成分クロミプラミン塩酸塩は肝臓で代謝され、80 %が胆汁より排泄、残りは腎臓より排泄されます。

ご使用の前には、上記の情報及びその他注意事項に関して添付文書をご確認ください。

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